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行政書士試験受験から開業まで23 最終回

JUGEMテーマ:独立開業・起業
 

行政書士登録の申請が終わり、日々の仕事をしながら私は少しづつ不安を感じていました。



(いよいよ開業だ)


(本当に食べていけるのだろうか)




仕事が終わると家に帰り、ネットで行政書士開業者のブログやホームページを調べてみます。




もちろん身近に行政書士の知り合いどころか士業の知り合いもいません。



行政書士の現実ってどうなんだろう?



どんな人が行政書士で食べていっているのだろう?






ついつい廃業者のブログまで読んでしまいブルーな気分になることも。





コネも経験もない自分がなんとかやっていくにはどうしたら。




もし1年ももたなかったらきっと笑われるだろうなあ。



そらみたことか。行政書士なんて食べられる資格じゃないんだよ。




そんなセリフが頭の中をよぎることもありました。





そしてついに行政書士登録完了の通知が届きます。




約束どおり会社を退職。



晴れて自由の身になりました。




しかし、これからは、自分が何も動かなければ、ただの無職と変わりません。





誰も何も教えてくれないのです。




私は新しいスタートを切りました。










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そしてあれから5年。



今でもよくあのサラリーマン時代を思い出します。



仲の良かった先輩や同僚とは今でも飲み友達で、あの頃は〜、あの社長は〜の話は、いい酒の肴です。(笑)




同業者や経営者など、交友関係は一気に広がりました。




毎晩のように飲みに行って、1ヶ月にウン十万も呑み代に使ったこともあります。



国産ですが一応高級車と言われる車にも乗れるようになりました。




事務所も最近引越し、現在は、そこそこのオフィスピルの1室です。




サラリーマンをしていたら絶対に今の世界はなかったでしょう。



独立するんだ、絶対にあきらめない、薄汚れた工場の片隅でいつもいつも思っていました。




今の環境に心から感謝し、あの頃の思いは絶対に忘れないようこれからも頑張っていきたいと思います。





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行政書士試験受験から開業まで22 行政書士登録を申請する

JUGEMテーマ:独立開業・起業
 

少し話がそれますが、このころ会社は私の代わりになる人員の募集をしていました。




リーマンショックの少し前の頃だったと思いますが、ハローワークへ少し求人を出しただけで、毎日すごい数の応募がきました。




しかし、そこからようやく採用をしてもみんな数日も経たずに辞めていきます。



そりゃそうでしょう。




まともな給与規定も無い。交通費の規定も無い。残業手当、休日出勤手当、有給の概念すら無い会社ですから。



面接時は適当な事を言われ入社したものの、常務や専務でさえ「給与規定?社長にしかわからないから」と逃げるのだから、まともな会社とは思えません。




私も何度となく、新入社員が入るたび「月給○○円ですって聞きましたけど、この会社の給与規定とか手当とかどうなってんですか?大丈夫ですかこの会社?」と聞かれましたが、「自分が感じたとおりの会社なんじゃない?」と正直に答えておきました(笑)





と言う感じで残り少ないサラリーマン生活を楽しみながら、私は行政書士開業の準備を進めて行きました。




まずは、行政書士登録。



私の県の行政書士会は、登録の説明、申請書類の入手、また申請など平日の日中しかできません。



(県によっては、土日に相談できるところもあるみたいです)





私は、時々休みをもらいながら準備をしていきました。←約束通り有給扱い





行政書士ですでに開業している方はご存知ですが、この行政書士の登録申請、実はけっこう大変なんです。



必要書類がたくさんありますので揃えるだけでも大変。




登記がないことの証明書や住民票、戸籍抄本、身元証明書など平日に仕事が休めなければ簡単ににそろえることができない書類もたくさんあります。




そして平成20年秋、私は行政書士の登録申請をしました。




登録には2カ月ほどかかるとのこと。





あとはのんびり仕事をしながら、待つだけと思ったら行政書士会から突然の電話。



「申請書類に間違いがありましたので、訂正しに本会までお越しください」



私は、またまた仕事を休んで行政書士会まで行くことに(泣)




なんともまあ手間がかかるなあと思いながら、「でも行政書士の書類作成ってこんな感じなんだろうか?」
などと考えていました。









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行政書士試験受験から開業まで21 楽しいサラリーマン生活

JUGEMテーマ:独立開業・起業
 

ついに退職を伝えた私。



ずっとこの日を夢見て行政書士試験を受験し続けました。



社長は、退職を告げてからなぜか私をクンづけで呼ぶように。(笑)



先輩や同僚からは「いいなあ、次があればオレもこんなとこ辞めてやるのに」と羨ましがられました。



そんなある日、会社の中で社長に呼び止められました。



「○○君、退職の件だけど・・」



「はい、何か?」




「実は、取引先の▲▲の社長から電話で直訴されたんだよ。○○君を絶対辞めさせてはダメだって」



「はあ、そうですか」



(そういえば、あの社長には、この間、近々退職しますって挨拶に行ったっけ)



「□□電機の部長にも○○君の代わりいるの?って心配そうに言われたし」



「そうですか〜」



(あの部長さんも僕のことけっこう気にいってもらってたからなあ)


(きちんと見ている人は見てくれているんだ)




2社ともウチの会社では大口の取引先です。



私は、思わずニヤリと笑ってしまいました。




(よし退職まであと少しだけど、もっともっと営業頑張っちゃお。そしてさらにこの社長を後悔させてやる)




ウチの社長は、超ワンマンで自分の気に入った従業員は、とことんかわいがります。




逆に気に入らない従業員には、気に入った従業員のミスまで押しつけたりします。



社長の従業員をかわいがる基準はよくわかりませんが、今まであまりよい扱いを受けていなかった私に対して、社長の態度は一変しました。



何かあると私に責任を押し付けていた上司も、かえって社長からにらまれてしまうのを恐れてか、心なしか私に対し優しくなったような気がします。




まあ、どちらにしろあと数カ月しかこの会社にはいません。



誰ににらまれようが嫌われようが、いつでも辞められます。



もうコワいものはありません(笑)




私は、残り少ないサラリーマン生活を謳歌していました。







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行政書士試験受験から開業まで20 会社に退職を告げる 

JUGEMテーマ:独立開業・起業
 

いよいよこのときがきた。



何か決戦に臨むような気持ちです。


社長はテレビを見ていました。



「おう、なんだ○○か。どうした?」



社長は、私が退職を申し出るなど思ってもいないでしょう。



話がそれますが、退職理由は行政書士開業のためというのはふせておくつもりでした。


この社長にそんなことを言えば、頑張れよと言われて送りだされるはずなど無く、そんなもので食えるのかなどとイヤミの一つでも言われるだろうと思ったからです。



「突然ですが、実は、退職したいと思いましてご相談にあがりました」



社長はかなり驚いた様子で



「何、どうしたんだ?何かあったのか?」




「いえ、個人的な事情です」



社長は少しうろたえているようでした



「いや、待て。何があったんだ。給料のことか」




(はあ?)



「いくら上げてほしいんだ?」



(まさかとは思ったがやっぱり、この人は最低だ)


30代も後半、何の資格も技術もない中年オヤジの私など、どうせいくところがないだろうと思ってたんでしょう。



まさかその私が退職をするなんて考えてもいなかったという感じです。




私は軽く怒りを覚えましたが努めて冷静に答えました。




「いや、実は以前からつきあいのある方からぜひ仕事を手伝ってほしいと頼まれまして」



私は、適当に考えた退職理由を話します。



10分ほどでしょうか。



少しやりとりしたあと社長は、こう言いました。



「そうか、仕方ないな、ところでいつ辞めるんだ」



「来月末にでも」



「いや、それはちょっと待ってくれんか。今○○の仕事がわかるのはお前しかおらんのだから代わりを
入れてその間だけ半年だけでも」



「いや、申し訳ないですが」




(今までいいようにさんざんこき使われたんだ、会社の都合なんて知るか)



「じゃあ、年末まではどうだ。」



私は少し考えました。



行政書士の登録を申請するためには、どうしても平日にいろいろな手続きをする必要がある。


この会社にいればいるほど開業は遅れてしまう。


しかし登録を申請してからそれが完了し、実際に業務を行えるまでには数カ月かかる。


その間、開業資金もできるだけ貯めておきたいし。



「わかりました。11月末まででお願いします。そのかわりといってはなんですがお願いがあります」



「なんだ」



「退職まで月2回程、私がお願いした日を自由に休ませていただけますか」(もちろん有給扱いで)



「よし、わかった」





これでこの会社でギリギリまで働きながら、行政書士の開業準備ができる。



ラッキー☆



社長室を出た私は小さくガッツポーズをしていました。







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